2020年10月サイクルボールの第二のコースである「ふくいち」に行ってきました。距離は110キロと他のコースと比較して短めです。
私にとっては一番の遠隔地。よって、「かすいち」の後で立ち寄る形で行ってきました。
距離は他のコースと比べて短いから楽勝~なんて思ってんです。走る前は・・・。ところがです。
メカトラに見舞われたり、すさまじいヒルクライムのコースでもあってとってもキツイライドになって帰ってくるのでした。
そんな、ちょっときつかった人生初の本格ヒルクライムの記録をここに残します。この記事を読むと
- 磐梯山に自転車で登るってどんな爾なの
- ふくいちのスタートから終了までのコースの概要
- スタートから終了の見どころ
などが参考になるんじゃないかと思います。
出発地点の情報
出発地点は、飯坂温泉街からです。
ここは、温泉街らしく閑静な佇まい。ただ、あまりコンビニが多いとは言えないかも。むしろ無いかもしれなかった。
私は、車は旅館の駐車場に止めた。そこで自転車の準備ができたから助かりました。
朝7時について、車をそこにおかしてもらって、いざレッツゴーという感じです。
僕の止まったホテル(旅館)はここ「なかや旅館」です。民宿に近い感じでとても癒やされる宿でした。一泊朝食付きでとても癒やされる空間でした。
駐車場は、ここから歩いて数分のところにあります。一〇〇メートルも歩かないところにありました。
登るのにどんな方が向いているか
コース概要としてはこんな感じ
110キロにして獲得標高、2222メートルはなかなかの走りごたえである。上からみるとこのようにぐるっと一周だけど、横からみると見て分かる通り、完全なるヒルクライムです。これはそれなりの装備が必要な場所になります。
このように、110キロといえど、本当に海抜ゼロに近いところから最大標高1622mまで登るのは約29キロ。それをずっと登るしかない。
ふくいちは中級者以上向けのコースであると言えます。これはそれなりの装備が必要だと思うからです。必要な装備としては
- 防寒具(下りに切るための服と厚手の手袋)
- 大きめのスプロケット
- 十分な水
- 最後に体力
の4つは必要だと思いました。
中級者と先ほど書きましたが、上の4つがあれば、始めたばかりの人でも案外いけちゃうコースかもしれません。そうとう疲れることは覚悟してくださいね。
ワイヤートラブル発生
今回のライドではトラブルがありました。パンク程度なら治せるのですが、見てくださいこのリアディレイラーのケーブルを。
中央少し左みえてますかね。
ワイヤーが切れかかってます。あと2本で支えられる状態です。もうすでに緩んでいて、一番軽いギアに変速できずにいて気づきました。
このケーブルが切れていまうとどうなるでしょうか。それは、トップ(一番重いギア)に固定さてしまいます。つまり、激坂を一番重いギアで登るということになるんです。
すぐには切れたりするものではないので、日頃の日常点検が大事ということがよくわかった時でした。
結局どうしたのかというと、ローには入らずでした。しかし、1個上のギア(確か26T)には入ったので、後ろの変速なしで登ることにしました。フロントギアの変速は問題ないのでこのまま行きました。
個々まで来てリタイヤいやですもんね。(来るのに7時間以上(^_^;))
見どころや絶景ポイント
福島スカイパークで飛行機の離着陸ウォッチ
福島スカイパークは、行きの坂の途中にあります。前半のヒルクライムポイントです。滑走路が広く、いろんな飛行機の離発着が見られます。
ぜひとも、休憩やリフレッシュのためにも立ち寄るべきポイントだと思います。
山々の絶景
浄土平ビジターセンターに行くまでの道すがらは、さすが高山だけあって絶景です。特に頂上付近になると木の生えなくなるので見通しがよくなり、まるで外国と言われんばかりの絶景が広がっています。
この絶景こそが一番の収穫ではないでしょうか。この山は生きているようで硫黄が匂いが立ち込めています。
浄土平ビジターセンターは磐梯山最高点
浄土平ビジターセンターは、標高約1600メートルにある、山のオアシスです。2つの大きな建物があります。
1つは飲食やお土産屋さん。もう一つはこのビジターセンターで付近の様子を捉えた展示室になっています。2020年10月時点だと、Docomo以外の電波は入りませんでした。
ビジターセンターのところにWifiがあるのでそれが利用できます。しかし、混雑していると全然ログインができなくて30分まちくらいになるので注意したほうがいいですね。
特に、サイクルボールのアプリを使ってここでチェックインをしたい方は、それを待つかするしかないでしょうね。
へたれガンダム
ここへ来るまでに時間がかかり、夜になってしまいました。
これがアマチュア作家が創作したガンダムのモニュメントです。それがいつしか観光名所となりました。遠くからみると、どことなく、ん?ガンダムかな。と思われる風貌。
しかし、近くまで行くとガンダムなんですが、ガニ股の哀愁漂うガンダムなんです。
その風貌からへたれガンダムといつしか言われるようになりました。写真を収めるには最適なポイントだと思います。
<もっとたくさんあるそれぞれの見どころ詳細は次の記事にしましたので、時間のある方はお立ち寄りを(記事の作成中)>
キツイ区間
キツイ区間は浄土平ビジターセンターに行くまでの坂道でした。ビジターセンターまでもキツイのですが、途中に高湯温泉があります。そこまでが一番斜度がきつく疲れました。
キツイ理由のひとつして、坂の作られ方にあります。普通の坂は、坂→坂→平坦か下り→坂のように必ず休憩ポイントがあります。
しかし、浄土平への行く道は、坂→坂→下りと見せかけて坂→坂ときついことが多いです。
先程、メカトラのことを書きましたが、ローに入らないと流石に自転車ではしることはきつかったです。ほぼほぼ、引いて歩いてのぼったので悔しかったです。
まとめ
ふくいちは山岳観光道路を自転車で登るコースです。本来は車で登るコースを自転車で登るので負荷の高いコースだと思います。
キツイ上に、必要な装備を持って登らないと下りで凍えるような思いもするので命にもかかわるかもしれません。(マジで思いました。)
しかし、十分な装備をしていけば、決して無理なコースではなく、満足感十分なコースであることは間違いないです。
興味のある方は是非ともチャレンジしてほしいコースの一つです。