こんにちは。7月初旬にかすみがうら一周を行ってきました。
霞ヶ浦一周は霞ヶ浦を湖畔沿いをぐるりと廻るコース。平坦が多いので初心者に最適なコースと言われてます。去年も走ったのですが確かにその通りです。
さらに、今年のコースは北浦の方も追加されてアップダウンもあり変化に富んだコースでした。今日はこの魅力的なコースのレビューをしてみたいと思います。今日の記事には、次のようなことが書かれています。
- 霞ヶ浦一周のコースの特徴
- 立ち寄りポイントで是非寄り道していきたいスポット
- 食べて美味しかったもの
- 風景の特徴
- 走るとき気をつけるポイント
総じて言うと、変化も適度にありながら平坦で走りやすく、都心から近くアクセスもし易いです。故にロードバイクを初めて数ヶ月の初心者でもチャレンジできるコースとなっています。
霞ヶ浦一周のコース外観と走行イメージ(約3分半)
今回行ってきた霞ヶ浦。どんなライドだったかを大雑把に把握してみたいと思います。この映像はリリブというアプリで作成したものです。マップ上で撮った写真をプロットしたものです。
コースの外観とそこの景色をわかりやすく確認できるのでおすすめです。約3分半でまとまっています。
ここで簡単にコース概要を書いてみたいと思います。
霞ヶ浦の湖畔の通り名を覚えておくと走るのが楽しくなる
霞ヶ浦は日本で2番めに大きな湖です。湖なのに浦なのには昔は海の一部だったからとかいろいろと面倒な経緯がありそうです。実際、霞ヶ浦を管轄する法律によっても呼び名が様々なんだとか(難しい)
霞ヶ浦湖畔を走っていると、上記のようなマップ看板が随所に見られます。この看板を使って霞ヶ浦の呼び名について見ておきましょう。
看板を観ると「3つの浦」が「2つの川」で連結されて霞ヶ浦を構成していると見たほうがシンプルです。
なんと呼ぶか知っておくと走っている時見かける看板を見た時や地元の人と話をする時なんか役に立ちます。
霞ヶ浦は西浦、外浪逆浦(そとなさかうら)、北浦の3つ
霞ヶ浦は、西浦と外浪逆浦と北浦の3つで構成されています。そして
- 西浦と外浪逆浦は「北利根川」で連結
- 北浦と外浪逆浦は「鰐川(わにがわ)」で連結
されています。
霞ヶ浦と一言でいうと、広い意味だと3つの浦を指しますが、狭い意味では西浦のみを指すのですね。
そして、西浦は右岸、左岸、中岸。北浦は右岸と左岸で構成されています。
序盤の50キロ(かすみがうら市交流センター ~ 古渡橋)
かすみがうら市交流センターを出発して霞ヶ浦湖畔を左手に見ながら走るルートです。
霞ヶ浦前半50キロは西浦の中岸半分と右岸半分のコースです。
穏やかな平坦路アップがあっても数十メートルアップなのでほぼ平坦と見て良いでしょう。
晴天の日などは気分良くスタートできるコースです。
スタート地点は広い無料パーキングのある霞ヶ浦市交流センター
スタート地点は、かすみがうら市交流センターです。ここは、
- かすみがうら市水族館
- かすみキッチン
- かすみマルシェ
- 歩崎公園
の4つの一体施設です。広い駐車場があり、ロングライドをするため遠方より自転車を車で積んで来る方には非常に便利な場所となっています。
駐車場は24時間オープンしておりトイレも利用できます。車で10分も走ればコンビニも近くあるので便利です。
車で前日のうちに駐車場まで来て、車中泊。翌日朝早くから終日おもいっきり楽しむことも全然できます。
※2021年9月時点で、かすみがうら市交流センター施設内はコロナウィルスの緊急事態宣言により利用不可能となっていますご了承ください。
スタートから18キロ地点でりんりんパーク土浦で休憩を
最初のチェックポイントはりんりんパーク土浦です。ここは土浦駅にも近いので、自転車輪行される方の拠点にすると良いポイントであります。レンタサイクルもあるので手ぶらで来て霞ヶ浦をeバイクで走るという方法もよいかもです。
かすみがうら市駐車場からやって来る方は西浦の湖畔をずっと見ながら走ってくることになります。最初の休憩ポイントには良きポイントだと思います。
サイクルラックあり、自販機あり、休憩するテーブルもあるのでゆっくりと休憩をとることができます。
23キロ地点の霞ヶ浦総合公園も風車の素敵な観光スポット
りんりんパーク土浦を5キロほど走ると霞ヶ浦総合公園に到着します。この公園の風車は素敵な風車が映えます。霞ヶ浦へ来たら是非この公園にも寄ると素敵な写真が撮れるのでおすすめです。
マドレーヌの美味し和菓子のくわや
霞ヶ浦ライドの序盤でぜひ立ち寄って欲しいおやつポイントです。約34キロ地点にあります。
店主いわく、自転車のりさんはよく立ち寄るのだとか。甘いものが欲する時は最高に美味しかったです。
人気ナンバーワンマドレーヌで。お試しなら1個80円のやつを。がっつり食べるなら1個150円で2.5倍くらいの大きさのマドレーヌがおすすめです。
セブンイレブンで休憩を取りましょう
霞ヶ浦は湖の湖畔をめぐるライドです。走っていて気づくのは意外と立ち寄るコンビニは少ないことです。山奥を走っているわけではないので車の多い通りまで足を伸ばせばコンビニはあります。
約スタートから48キロ地点にあるのが、セブンイレブン稲敷古渡店です。
珍しく走るルート上にあり、多くのサイクリストが休憩をとっているので立ち寄ることをおすすめします。
この先、自販機等は休憩ポイントにありますが案外とコンビニは少ないです。
中盤の50キロ(和田公園~道の駅いたこ~北浦大橋)
中盤の50キロは西浦右岸の残り半分を抜け、外浪逆浦を拝み、北浦を右手に望みながらのライドとなります。基本平坦な道のりですが、北浦大橋の数キロ手前に珍しく登りがいのあるヒルクライムがあります。
それで入ってみましょう。
和田公園では自販機休憩。かき氷屋は営業してない?
古渡橋を超えるとしばらくは、西浦の右岸を外浪逆浦へ向けて直線で進みます。湖畔を左手に見ながらの穏やかなルートです。
10キロくらい走ると、和田公園に到着します。和田公園にはトイレや自販機があるのでしっかりと水分補給等をしておきましょう。
小さな小屋があってかき氷屋がありますが、どうやら営業はしてない様子です。これで2回目のかすいちなんですが2回とも閉まってました。今回は7月の休日に行ったのに営業してなくて残念でした。
もしかしたら、コロナの影響でしばらく営業はしていないのかもしれませんね。
外浪逆浦までは常陸利根川を左手に見ながら南下
しばらく西浦の右岸を進んでいくと、常陸利根川(北利根川)に入ります。この川は外浪逆浦に接続しているのでこの川の流れを左手に見ながら進みます。
潮来大橋からは常陸利根川をしっかり観ることができます。
外浪逆浦に到着しました。穏やかです。湖の大きさでいくと西浦>北浦>外浪逆浦の順です。
田園地帯を通って道の駅いたこへ
外浪逆浦を右手に進むと潮来の田園風景の中を通っていきます。そしてやく83キロ地点で道の駅いたこに到着します。
道のいたこは米どころで有名です。そこで道の駅のなかにある「おふくろ亭」にてカツ丼を食べました。
美味しかったなぁ~♪
北浦大橋でようやく北浦とご対面。その前に急な上りも出現
北浦へ向けて北上し、北浦の近くを通るのですが、北浦を近くに感じません。それは内陸を通るので近くても遠いのですね。実際に北浦を感じることができるのは北浦大橋です。それまでは田園地帯を進みます。
そして、霞ヶ浦には珍しい登りが出現します。北浦大橋の数キロ前です。ここを超えればもう少しです。
登りを超えて橋を渡ると湖が開けます。不思議と西浦とは雰囲気が異なって感じます。ようやく北浦にきたのです。やく出発から97キロ地点です。あと60キロ近くあるのですけど。。。。
終盤の60キロ(アップダウンのある楽しい道~古墳に登ろう)
霞ヶ浦一周の後半は北浦の左岸から内陸を通って西浦の北のてっぺんから中岸へはいりゴールでもあり、スタート地点でもあるかすみがうら市交流センターに戻ります。
図を見ておわかりのように、アップダウンがもっともあるコースなので脚力が強い方には楽しく、初心者や脚力が強くない方にとっては骨のある区間となります。
北浦の田園区間を通りながら、菓子処大黒屋の生クリーム大福で一服
北浦北上コースは、意外と内陸を走ります。風景的には単調な景色が続きますがひたすら進みましょう。西浦よりもアップダウンがあるので着実にしっかりペダルを踏んでね。
106キロくらいの地点に菓子処大黒屋があります。慶応3年から続く名店で1個100円くらいで生クリーム大福がたべられます。甘くて美味しく100キロをこえいのでぜひ立ち寄ってたべていきませんか?
そらの駅そららにてカフェに行きそびれ
そらの駅は129キロ地点です。
今回の旅では営業時間内にはたどり着けなかった道の駅でした。茨城空港がが近く飛行機をながめながら食事ができるレストランやカフェがあります。今度速く行けたらぜひとも食事をしたいと思います。
お店の営業はやっておりませんでしたが、終わったばかりだったらしく、お客さんはまだまだたくさんいました。
富士見塚古墳公園で古墳に登って大きさを体感しよう
アップダウンのある内陸部を抜けて西浦の中岸へ到達するといよいよゴールは目前となってきました。中岸からはずっと湖畔ぞいです。ようやく湖岸はもうすぐという気になってきました。しかし、風が強くなりあたりが暗くなってきたりと不安なライドでした。
途中、暗くなかったら立ち寄ってほしいのが富士見塚古墳公園です。ここには前方後円墳があります。古墳には登れます。そこから見える景色は周りを見渡せます。
私が行ったときは残念ながら、日暮れでした。しかしなんとか光もあり登ることができてよかったです。
ゴール:帰ってきたスタート地点。時間があったら寄りたかったかすみがうら市歴史博物館
すっかり真っ暗となりましたが150キロ(正確には160キロ弱)の道のりを制覇できました。お疲れさまでした。
去年、今年と2回のかすみがうら一周をしているのですが、両方とも行けなかったのはかすみがうら市歴史博物館です。最後のポイントなので真っ暗になるし営業も終わってるという悲しい結果に。
次こそは是非とも行きたいと願うのありました。
まとめ:霞ヶ浦は平坦基調で立ち寄りスポットが豊富にあるコース
霞ヶ浦は総じて平坦コースでした。今回ご紹介したおすすめたちよりスポットは次の通りです。
- スタート地点のかすみがうら市交流センター駐車上は24時間空いている。
- りんりんパーク土浦は土浦駅から近いので輪行の人にはおすすめ
- 霞ヶ浦総合公園の風車は一見の価値あり
- 和菓子のくわやのマドレーヌは美味しい
- 北浦のみちの駅いたこのお米料理は美味しい
- 北浦や霞ヶ浦の北ポイントはアップダウンが結構ある。
- 北浦の菓子処大黒屋の生クリーム大福は美味しので是非味見を
- 富士見塚古墳はのぼれるので、明るいうちにいけたら行って登ると楽しい
霞ヶ浦を1周しようとされるなら当ブログがお役にたつと嬉しいです。
読んでいただきありがとうございました。
\合わせてよみたい/前回行ったときの霞ヶ浦一周